レッスン4:動画に合うBGMを設計しよう
BGMは映像の空気を決める重要な要素。映像のトーンから逆算して、動画に合う音楽を作る考え方を学びます。
このコースで学ぶ内容
BGMの考え方
- BGMは主役ではなく、空気を作る係
映像のトーンから逆算して作る 動画のためのBGMは、単体で聴いて良い曲とは、少し役割が違います。主役は映像。BGMの仕事は、その映像の空気を作り、テンポを支えることです。 だからBGM作りは「どんな曲にしよう」からではなく、「この映像はどんな空気にしたいか」から始めます。これは映像制作全体で使う「逆算」の考え方と同じです。 BGMは「instrumental」で作る BGMを作るときは、スタイルプロンプトに「instrumental(歌なし)」を入れるのが基本です。歌が入ると視聴者の意識が歌詞に向かい、映像の内容が頭に入りにくくなります。
- BGMのプロンプトは、AIに作ってもらおう
プロンプトは自分で書かず、動画の内容をAIに伝える BGMのスタイルプロンプトは、自分でゼロから単語を並べる必要はありません。作りたい動画の内容をChatGPTに伝えて、それに合うSuno用のプロンプトを作ってもらうのが一番簡単です。 やり方は、画像や動画のプロンプトをAIに手伝ってもらうときと同じです。「こういう動画にBGMをつけたい」と伝えるだけで、ジャンルや楽器、テンポまで整理したプロンプトを返してくれます。 このように依頼すると、ChatGPTが「Lo-fi hip hop, instrumental, warm afternoon light, soft piano, gentle vinyl texture, slow tempo, cozy and unobtrusive」のような、そのままSunoに貼れるプロンプトを返してくれます。 詳しく伝えるほど、映像に合うBGMになる
動画に合わせて仕上げる
- 尺と音量を映像に合わせる
15秒の動画に、3分の曲は要らない 生成した曲をそのまま全部使う必要はありません。ショート動画なら、曲の中で一番気持ちいい部分を15〜30秒だけ切り出して使うのが基本です。 これは動画生成の「素材の束」の考え方と同じです。曲も1本の完成品ではなく、良い部分を選んで使う素材として扱うと、ぐっと使いやすくなります。 曲の中で「一番良い15〜30秒」を探して切り出す 映像の始まりと曲の始まりを合わせるか、あえてズラすか決める ナレーションやセリフがある部分は、BGMの音量を下げる 動画の終わりで音がブツッと切れないよう、フェードアウトを入れる 商用利用はプランの確認を 2026年7月現在、Sunoで作った曲を収益化した動画などで商用利用するには、有料プランで生成した曲であることが条件です。無料プランの曲は個人利用の範囲になるため、収益化を考えている方は必ず最新の規約を確認してください。
- まとめ:自分の動画に1曲つけてみよう
映像と音が合った瞬間の感動を体験する 自分で作った映像に、自分で作った曲が乗る。この瞬間の「作品になった感」は、一度体験すると忘れられません。 映像も音楽も自分で用意できるのは、AIクリエイターの大きな強みです。BGMまで含めて設計できるようになると、作品の完成度が一段変わります。 BGMは映像のトーンから逆算して作る instrumental指定で、映像の邪魔をしない曲にする シーン別の型を持ち、単語を差し替えて使う 曲は素材として扱い、良い部分だけ切り出して使う 今回の課題 過去のレッスンで作った動画(なければ好きな写真のスライドでもOK)に合わせて、BGMを1曲作ってつけてみてください。「映像が先、音は逆算」の流れを一度体験することがゴールです。